あとがき

ライター・編集者 長瀬千雅のブログです

tumblrにおいてあるリンクのまとめ

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Yahoo!ニュース オリジナル 特集(2022〜2023年)

アイドルグループの歴史を変えた、夏まゆみの「叱り方」――モーニング娘。の「育ての親」と呼ばれる理由(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

孤独と熱意が人間性を育む――米津玄師が宮﨑駿から受け取ったもの(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

パートナーの反対、結婚への疑問、働き詰めの毎日──産まない女性の「本音」 #性のギモン(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「名作が古典になっていく、過渡期にある」 あの戦争が遠くなるなかで、『はだしのゲン』を読む #戦争の記憶(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

過酷な現場で働く支援者たちを支えるしくみづくりを 津久井やまゆり園事件を取材したジャーナリストの提言(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「シンプルに言ってしまえば、詐欺の上に成り立っている性行為です」――子どもを手なずける「グルーミング」とは #こどもをまもる(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「手術をしないと性別変更できない」は憲法に違反するか #性のギモン(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

再び“入院”する少年・少女を減らしたい――非行少年の人生を変える、少年院出院後の学習支援事業とは #こどもをまもる(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「子どもと向き合う時間が絶対に必要だと思った」――セクシーさを封印して、よきお父ちゃんに 高橋克典の年齢の重ね方(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「迎えにいく」と連絡があったまま音信不通にーー実親に振り回されても子どもを育てる養育里親は究極の“親業”(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

ママと区議のタッグで学童への弁当宅配が可能に――子育て行政に変化を促す「ママインターン」とは?(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「もしも私があなただったら」をエンタメで体感させたい――なぜ、新海誠監督は東日本大震災を描いたのか #知り続ける(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「神絵が1分で生成される」 進化するAI、イラストレーターの仕事を奪うのか(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「免税事業者のままだと取引から排除されるかもしれない」ーーインボイス制度開始で予想される混乱(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

SNSに適応できず、しんどくなる子もーー小・中・高校生ががんばりすぎて燃え尽きる前の「SOS発信」教育 #今つらいあなたへ(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「統一教会という組織の全体像に少しずつ近づいている」ーージャーナリスト有田芳生の「原点」と、見えてきた「収奪の構造」(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「男子校や共学でも性教育は必要だと思う」ーー男子だけ女子だけの環境でどう教えるか #性のギモン(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

夢はろう者として仮面ライダーに出ることーーろうの俳優が聴者と切り開く新しい世界(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「親の反応が二次加害になりうることを知って」――記者が語る、子どもの性被害に大人は何ができるか #性のギモン(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「戦争だから仕方ない」みんなそう思っていた──サンリオ辻名誉会長が語る軍国主義教育の恐ろしさと、「みんな仲よく」の信念 #戦争の記憶(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「壁ドン」ほんとにきゅんとする?ーー多様な性とジェンダーの表現を模索する、ドラマのつくり手たち #性のギモン(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

日本の性教育はなぜ遅れているのかーー高校生に「人間と性」を教えた元保健体育教員が語る、盛り上がりとバッシング #性のギモン(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「過労死ラインは軽く超えています」長時間労働にハラスメント、持続可能な映画制作の現場をどうつくっていくか(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

理想像を押し付けるより、スタッフのベストを――湯浅政明監督が語る「現場主義」のアニメ制作(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「望む形の復帰ではないことを、命をかけて表現しようとしたのか」――復帰1年後に国会議事堂に激突死した沖縄の青年が残すもの(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「自由ってそんなにいいもんじゃない」――30代を迎えた米津玄師の変化(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「『もう大丈夫なんでしょう?』と思われていたら悔しい」ーー「原発の不条理」を書いた劇作家と、飯舘村職員になった元テレビマン、11年目の思い #知り続ける(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「精子を凍結保存しておきますか?」ーーがん治療後に2人目を授かった男性がん患者が描く、自分と家族の「これから」(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「つくるのが好きとはまだ言えない」――ジブリ出身、53歳の新人監督・安藤雅司のアニメーション哲学(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

 

tumblrにおいてあるリンクのまとめ 2

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Yahoo!ニュース オリジナル 特集(2020〜2021年)

「好きなこと」ならリスクは自己責任?ーー俳優の労災特別加入で労働環境は変わるか(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

アマゾンのCMで注目 偉大な父をもつ、実力派俳優・北村有起哉の成長と葛藤(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「きちんと教えてこなかった大人の責任」ーー性を教え続けた公立中教諭の抱く危機感【#性教育の現場から】(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「自分にハンデがあるとは思わなかった」──「耳の聞こえないデザイナー」がつなぐ、ろうの世界と聴の世界(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「いつもの先生」が教えることに意味がある──性教育を担える教員をどう育成するか【#性教育の現場から】(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「性教育はエロいものだと思ってた」──高校生が自分たちで考える「人生の役に立つ授業」【#性教育の現場から】(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「ちゃんと触れていかないと、母の尊厳を回復できない気がした」画家・弓指寛治さんが語る、亡き母のこと #今つらいあなたへ(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「犠牲者の名誉を回復したい」――精神医療の近代化と「私宅監置」(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

指導や演出の名の下に多発するハラスメントーー美術業界の体質に一石を、女性作家たちの挑戦(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「歴史だけでは食べていけない」――老舗劇団が直面したコロナ危機(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「なぜ私が不合格になったのか」――医学部不正入試、被害女性の苦悩と闘い(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

親権をもてなかった母親への冷たい視線――子どもと別居する苦しさと葛藤(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

「言葉にできない思いを抱えている人がいる」――遺族と向き合った研究者が語る、震災から10年 #あれから私は(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

今年だけで10冊以上、「性教育本」が出版ブーム 背景にある教育への不安 - Yahoo!ニュース

「二重の不安」をどう乗り越える――障がいのある学生の教育実習はまだ「黎明期」 - Yahoo!ニュース

子どもの前で別居親の悪口は控えて――別居親を拒絶する「片親疎外」から子どもを守るには - Yahoo!ニュース

本当は合格していた医学部入試――「年齢で弾かれた」男性はいま - Yahoo!ニュース

「別れましょう」――難病で離婚を切り出した妻 苦難を乗り越えて築いた、新しい「家族」のかたち - Yahoo!ニュース

アルコール依存を乗り越えてーー漫画家・高浜寛が描く、絶望と再生の物語 - Yahoo!ニュース

「生きていくことを肯定する音楽を」――米津玄師の変化、そして曲に託す希望 - Yahoo!ニュース

「離婚後、子どもに会えない」――親たちの切実な悩み、新たな共同養育というスタイルも - Yahoo!ニュース

ゲストハウスは「生き方」。だからぶれない──苦境に向き合うオーナーたちの知恵【#コロナとどう暮らす】 - Yahoo!ニュース

「先の見えない恐怖を味わった」──濃厚接触を避けられない訪問介護の現場から【#コロナとどう暮らす】 - Yahoo!ニュース

「ライブ×配信」に活路はあるか──"ハコの生態系"を枯らさないための取り組み【#コロナとどう暮らす】 - Yahoo!ニュース

人類史で見ると、人の密集した都市文明が「異常」——研究者が語る、新型コロナとの対峙 - Yahoo!ニュース

LGBTの「聖地」か、ノンケの「遊び場」か──変わりゆく新宿二丁目、その現在地 - Yahoo!ニュース

「ママ」と「母ちゃん」から愛されて育つ──子連れ再婚、それぞれのかたち - Yahoo!ニュース

「一律給付」はなぜ必要か──「まちかど金融危機」を防げ - Yahoo!ニュース

その8年間は毎日不安だったーー「無国籍児」だった娘と、フィリピン人母の思い - Yahoo!ニュース

「通勤できない」車いす先生の悩み──障がいのある先生に必要な支援とは - Yahoo!ニュース

27歳で難病に 声も歩行機能も失った男性が目指す「誰もが挑戦できる社会」 - Yahoo!ニュース

「弱い患者のまま、しぶとく生きる」――がんになった緩和ケア医の苦しみとの向き合い方 - Yahoo!ニュース

我々はどこから来たのか、我々はどこへ行くのか

Yahoo!ニュース オリジナル 特集でこちらの記事を担当しました。

「もしも私があなただったら」をエンタメで体感させたい――なぜ、新海誠監督は東日本大震災を描いたのか #知り続ける(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

最新作「すずめの戸締まり」を受けて、3.11関連の記事として企画しました。聞き手を文芸評論家の藤田直哉さんに務めていただきました。

私は、小さいときからものすごく「死ぬのが怖い」人で、今はちょうど親が高齢になってきて、毎日毎日大事な人が死ぬ恐怖を抱えているので、「すずめの戸締まり」を見たときは、刺さりすぎてちょっと嫌いになるぐらい。災害とエンタメの関係についてはぜひ本文を読んでいただきたいのですが、アニメーションでここまで直接的に「我々はどこから来たのか、我々はどこへ行くのか」を描こうとした作品はほかにないのではないかと思うし、往々にして論争を引き起こすのは、それを描こうとしている作品だからなんだなあと、自分の中では合点がいった取材になりました。死を描こうとすれば、必然的に祈りや願い、つまり宗教的な儀式や信仰、民間伝承といったものにつながっていくと思います。そしてそういった営みの表象は、一見するとユニバーサルな価値観と相性が悪いわけですが、でも「我々はどこから来たのか、我々はどこへ行くのか」を、現代の日本で描こうとすれば、土着的でスピリチュアルな何かになってしまうのだろうな、というのが、「死ぬのが怖い」私が感じたことです。

絵描きの欲望 vs エンジニアの欲望

Yahoo!ニュース オリジナル 特集でこちらの記事を書きました。

「神絵が1分で生成される」 進化するAI、イラストレーターの仕事を奪うのか(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

企画したのはヤフーのYさんです。Yさんとは初仕事でしたが、楽しかった。

取材を進めるにあたっては、Generative AIをめぐる混沌とした状況をわかりやすく、包括的に理解できるようにすることを心がけました。「なんかイラスト方面で燃えてるらしいね?」というぐらいの人でも、するすると読み進められるように。というか、取材を始める前までは、私自身がその程度の認識だったんです。

私は、藤田直哉さん編著の『地域アート 美学/制度/日本』という本の編集に携わったときの経験から、「アートの歴史はものをつくる人の歴史であって、美術という制度がどうなろうとつくるやつはつくる」と思っているので、イラストレーションだって描くやつは描くし、それをなりわいとするやつだっていなくならないだろうと思っています。だから、「AIはイラストレーターの仕事を奪うか」の答えとしては、「なんらかの変化をうながすであろうが、100%仕事を奪うわけではない」というのが答えになると思っていたし、取材を終えてもその考えは変わりませんでした。

それよりもおもしろかったのが、絵描きの欲望とエンジニアの欲望って、全然違うものなんだなあと気づいたことでした。考えてみれば当たり前ではあるのですが、どちらかというと絵描きの欲望(承認欲求も含めて)のほうが目に見えやすいから、「AIとそれに抗う絵師たち」みたいな構図になっているけど、AIだって一皮むけば、「まだ誰もみたことのない技術をつくりたい」という超人間くさい欲望がうごめいていて。Generative AIが巻き起こしている「炎上」は、二つの欲望がこすれ合うところで生じている。そのなかでいろんな人が、それぞれの立場をとりながら、なにごとかを生み出している。すべてのクリエイターに幸あれと思うし、シンギュラリティーがくるかこないかはわしにはわからんが、いかなAIといえどもやっぱり人間の欲望が駆動しているんだなあと思った瞬間が、私にとってのハイライトでした。

そして、そう思うことができたのは、取材に応じてくださったみなさんが、イラストレーションに、あるいはAIエンジニアリングに、本気で取り組んでいる方々だったからだと思っています。ありがとうございました。

芸能従事者への労災保険特別加入制度適用の意義とは

昨年12月、Yahoo!ニュース オリジナル 特集でこちらの記事を書きました。

「好きなこと」ならリスクは自己責任?ーー俳優の労災特別加入で労働環境は変わるか(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

数年前から、主に文化芸術分野でのフリーランス(雇用によらない働き方)に関心をもっていますが、問題のありかを見極めようと思っても、状況が複雑だからなのか、私の頭が悪いからなのか(たぶん両方)、なかなか焦点が合いませんでした。昨年ぐらいから、ようやく少し解像度を上げて見ることができるようになってきたかな、と感じています。

本稿のコンセプトは、「巨大な文化エンタメ産業のシステムのなかで、いかに個人が押しつぶされず、尊厳をもって働くことができるか」にあります。もちろん、文化エンタメ産業で働いている人たちみんながみんな、押しつぶされていると言いたいわけではありません。いいチームワークで作品づくりに取り組めている人がたくさんいらっしゃることも知っています。そういう現場は、どうぞそのままで……! それはとても尊いことだと思います。

遅れてきた演劇青年

昨年12月、Yahoo!ニュース オリジナル 特集でこちらの記事を書きました。

アマゾンのCMで注目 偉大な父をもつ、実力派俳優・北村有起哉の成長と葛藤(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

ジャーナリストの森健さん(Y!ニュース特集のデスクでもある)の企画です。ヤフーの担当はIさん。演劇は好きなジャンルなのでついディティールを書き込みすぎるところ、お二人のアドバイスでよいかたちにまとめることができたと思っています。

当初は、「『父は名優・北村和夫』の枕詞を使わずに、北村有起哉を書けないものか」と考えていました。しかし、これまでの出演歴を見返したりしているうちに、むしろ、父が北村和夫であることの意味を、しっかりととらえるべきではないかと思うようになりました。昨年春に、コロナ禍の演劇について書くために文学座を取材したのですが、その過程でさまざまな本や資料を読んで、杉村春子北村和夫のイメージががらっと変わったこともあります。杉村春子はなぜ『喜びの琴』の上演を許さなかったのか。

北村さんは、和夫さんの当たり役のうち、『欲望という名の電車』のスタンリーと『怪談 牡丹燈籠』の伴蔵はやれたから、あとは『花咲くチェリー』をやりたいと、いくつかのインタビューで語っています。戯曲は上演されることによって息を吹き込まれ、命を永らえていく。新作主義の現代の演劇界で、古い戯曲を取り上げることは、結果的に演劇というものに貢献することになるんだと思うし、それこそが「父が北村和夫」であることの意味であり、有起哉さんが演劇界にとって必要な人である意味だと、私はとらえました。だってやっぱり、北村有起哉がやる『花咲くチェリー』、見たいじゃないですか。

ちなみに、テレビドラマや映画の北村さんも大好きで、「ちかえもん」の竹本義太夫や「半径5メートル」の海老原さんなどいい役がたくさんありますが、個人的にツボだったのは、「美食探偵 明智五郎」の上遠野警部と「エール」の池田二郎です。いつか誰か北村さんに、がっつりとした芸談のインタビューをしてくれないかなあ。

人間力が爆発してた

Yahoo!ニュース オリジナル 特集でこちらの記事を書きました。

「自分にハンデがあるとは思わなかった」──「耳の聞こえないデザイナー」がつなぐ、ろうの世界と聴の世界(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

以前に、小学校の英語の先生を目指している、聴覚に障がいのある大学生の方にお話をうかがったことがあって。そのときに、聞こえない人の言語というものに、心惹かれてしまったのです。今回のこの記事も、聴覚障がい(およびそれによって生じる社会的な不平等)について書きたかったというよりも、聞こえない人たちの言語と文化について知りたいし、書きたいと思って、企画したものです。デザイナーとして活躍されている岩田さんは、後輩のロールモデルになるならと、取材を受けてくださいました。

けどやっぱり、「いじめられた」とか「進学や就職で困った」みたいな経験が、多少はあるのかなと思うじゃないですか。私は正直、ちょっとそう思っていました。が、そういった予測は、気持ちよく裏切られました。取材を進めるほど、岩田さんの人間力というか、生きていく力が爆発していた。それをそのまま書くしかない、「苦難の克服」「差別の告発」という定型は使えないと、途中ではらをくくりましたです。

記事のキーコンセプトは、「少しずつろう者としてのアイデンティティーを獲得していった」の部分にありますが、このアイデアは、教育社会学を専門とされている、研究者の羽田野真帆さんとお話ししているなかで、授けていただいたものです。

取材の過程でこんな本を読みました:
木村晴美『ろう者の世界』『日本手話とろう文化』
現代思想編集部『ろう文化』
森荘也『手話を言語と言うのなら』
長嶋愛『手話の学校と難聴のディレクター』
佐々木倫子『ろう者から見た「多文化共生」: もうひとつの言語的マイノリティ (シリーズ多文化・多言語主義の現在)』